おじさんの悪あが記

日々の自転車ライフ・育児のことなどなど

アドベンチャーin富士見 vol.1

MTB50km+RUN10kmに参加。

大会前日、現地に到着後受付を済ませると、Team CW-Xのジャージを着た集団を発見。
よ~く見ると、"あの"M葉さんとKまちゃんじゃないですか!。
「え~っ!何で出てんの?」と強敵の存在にテンションが下がった。苦しいレースになるからね・・・

今までM葉さん達はこの大会に出てなかった。なのになぜ・・・?
挨拶しに行くと、調子悪いとのこと。とは言え、超強敵である。特にM葉さんはね。
最初っから追い込みモード決定的です・・・


レース当日、トランジッションエリアに準備しに行くと、見たことある人達だらけ。
エクステラメンバーである。
MTB+RUNは1/3がエクステラ参加者であった。
どおりで昔よりも参加者が多いわけなのね。変態が多いな・・・(オレもか)
ちなみに、その他リストを見てみると、ボクの年代(30代)は30人以上。
相変わらずこの年代は超激戦なのね。

準備を終え、スタート位置に並びに行くと、カテゴリー最後方になってしまった。
M葉さん・Kまちゃんはほぼ最前列。ちょっと離れてしまった・・・
まあ、しょうがない。


そして7:00AMスタート!

駐車場から下り、林道に入るまでは舗装路。
先導中は徐行とのことだがハイスピードで皆下る。
上りに入ると一気に減速。ここでM葉さん達をマークする。
ここから30km地点まで苦しい時間の始まりである・・・

林道に入ると遅い2人組に阻まれ、M葉さん達との差が広がってしまった。
「後ろつかえてるよ~!どいて~!」と無理矢理どいてもらい、差を縮めるためにスピードアップ。
なんとか追いつくが超苦しい。M葉さん、調子悪いと言いながらもペースが速いから。
落ち着きを取り戻し、しばらく2人の後方で呼吸を整える。

先頭集団もバラけ、M葉さん・Kまちゃん・ボクの3人パックになり、Kまちゃんが先頭を引く。
ボクとM葉さんがちょくちょく入れ替わる形がしばらく続く。
Kまちゃんのペースが上がり、徐々に差がつくがM葉さんのペースはそのまま。チームの作戦か?
ここは冷静にレース巧者のM葉さんをマークすることに。

15km付近でKまちゃんが落ちてくる。
どーやらペースが速かったみたい。M葉さんマークで正解だった。
そのまま、Kまちゃんを抜き去りM葉さんとのバトルが続く。Good bye!Kまちゃん!

20km過ぎまではひたすら上りが続く中、M葉さんは何度かペースを上げて引き離し?にかかる。
が、負けずについて行き、ボクも前に出て引き離そうとするが、M葉さんもついて来る。
この人、ホントに調子悪いのか?おっちゃんホント強いぜぇ~。
上り区間を千切れずに何とか終え、ボクが先行して下りに入る。
ここからが勝負と思い、ペースを上げる。

M葉さんに勝つには、バイクパートでアドバンテージをつける必要がある。
ランはM葉さんの独壇場だから。超速ぇ~から。
引き離そうとするも、M葉さんは当然のごとく千切れない・・・
強いです・・・ホント・・・50代なの?このおっちゃんは?

何度かペースを上げ、30km付近のアップダウン繰り返し、舗装路の下りにさしかかった所で、ようやっとM葉さんが離れ始める。
さらにペースを上げ差を広げにかかる。何とか引き離しに成功か?
きっとランのための温存なんだろうと思い、油断はしない。

M葉さんを千切った後も、逃げるために追い込んで走る。苦しいです・・・標高高いから?・・・休みたい・・・

Cコースに入る前の急勾配林道で後ろを確認。M葉さんが居ない!!
ここで勝利を確信!!・・・・・・しかし、この後、致命的なメカトラを犯す事となるとは・・・知るよしもない。


Cコースは得意のシングルトラック下り。
路面は完全ドライ。ガンガン跳ばして行く。アッっと言う間に前者に追いつき、譲ってもらうこと3人。
この中には、MTB+RUNの人も居たな。
順調に跳ばしながら、クランク付近を見ると脱チェン(チェーンが外れること)してる。
危ねぇ危ねぇ・・・と思い、走りながらうまく漕いでチェーンをかけ直す。
しかし、半分くらい下った時に最悪の事態が発生!何やら異音が・・・

そう、再度脱チェンした時に、Rディレイラーに変な力がかかったのか?ボッキリ逝ってる・・・
チェーンがダラ~ン・・・Rディレイラーがポロ~ン・・・プーリーが1個ない・・・アームがボッキリ骨折しちゃった。
致命的なメカトラでした・・・あぁ~3万円が~。AZに怒られる~。
とりあえず、どうにもならんので、下りだしとにかく先を急ぐ。

しかし、下りとは言え漕げる箇所はたくさんある。スピードアップしたくても出来ない・・・
惰性で下り、止まりそうな所は降りて走って、バイクに飛び乗る。
そんな事を繰り返しながら、下り中に1人に抜かれる。
さっき抜いた人だ・・・しかもMTB+RUNの人。クッソ~!!

Cコースが終わった後は新たな競技「自転車押しRUN2km」の始まりである。
ゴンドラ乗り場から、ゲレンデをトラバースし、最後砂利道を上る。
この区間は、自転車押してランです。ここでも2人ほどに抜かれる。
M葉さんとのバトル中に抜いた人達にドンドン抜かれていく・・・

ちなみにこの時、ボクの頭の中で考えたこと。
1.自転車置いて走って行くか?イヤ、ゼッケンないとマズイな・・・
2.じゃあ前後ホイール外してフレーム担いだ方が走りやすいか?イヤ、アホっぽいな・・・
3.パンクしてるわけじゃないし、やっぱ相棒を押して走るか?
と、いかに速く走れる方法を考えた。
結果、速さよりも、相棒のMTBと一緒にゴールする事を選択。(当たり前だよな)

SPDシューズで走りまくって、何とか砂利道を終え、最後のシングルトラックへ。
ここは走って加速して飛び乗って、駐車場に到着。
再び降りて、自転車押しRUNでMTBパート終了。
何とか、M葉さんには追いつかれなかった。
が、アナウンスでは「M葉選手、最後のシングルトラックに入った」と。
広げた差は一気に縮まってしまった。勝利確信から一転、黄色信号へ・・・

ちなみにMTBゴールする時のアナウンスがムカついた。
「31番Sまた選手、ランに入る前からランしてます。MTB、RUN(自転車付
き)、RUN・・・ランラランララン~って感じですね~」
ずいぶんノリノリじゃねぇーかっ!
アホか~コイツ!!人の気も知らんでぇ~。コイツ・・・ぶっ殺してやるっ!!と思いながらのMTB終了だった。


ちょっと長いんで、今日はここで終了。RUNパートに続く。