第1関門からリスタート後は、長々と下る。
跳ばさずマイペースで、右足首の捻挫を再発させないように下って行く。
明るくなってはいるが、気温はまだ高くなく、アームカバーは外さずに走る。
景色を見ながら気持ち良く走り、時々、その広大な景色を写真に撮る。
この時は、まだこんな余裕があったのね。
下り切ってからは、アップダウンを繰り返し、47km地点の小エイドへ再び下りが始まる。
ここが結構長く、下れど下れど終わらない。ここら辺から足裏が痛み出してくる。
やっとの思いで小エイドに到着。長かった。
ここで水を一杯貰い、休まず先を急ぐ。ここから湖畔の平坦路となる。
しばらく走り、さっき過ぎた小エイドの方を見ると、見覚えのあるエクステラジャージを発見。
代官先生登場。手を振ると代官先生も手を振り返してくれた。代官先生と合流し、一緒に行くことに。
気持ち的、残り距離的にもナエそうな時だったから助かった。
しかし、太陽も顔を出し始め、一気に気温が上がり、暑さと言う悪条件がプラスされた。
代官先生もちょっとお疲れなのか、「休憩がてら歩こう」と代官先生。平坦路ではあるが少し歩いて休憩。
その後再び走り出し、半分の50kmを通過。長い湖畔を喋りながら進み、上りになるまで走り続ける。
代官先生のおかげで気分もまぎれ、楽しく走れた。
この後も、上りは無理せず、下りは走って着々と距離を稼ぐ。
我々の下りはゆっくりだったが、周りの選手よりも圧倒的に速い。
順位もドンドン上がって行く。(順位なんか関係ないがね)
第2関門前のピークを上り切り、関門前の最後の下りが始まる。
これまた長く、足裏の痛みも徐々に蓄積。プラス、左膝内側が痛み出してきていたため、ちょっとツライ。
が、あと少しで関門だと思い、絶えて下って行く。
そしてやっと第2関門65km地点に到着。
先ずは補給を。そーめん2杯を一気に食べ、きゅうり・トマトをカブりつく。ちょっと生き返った感じ。
あらかじめ第2関門に送っていた荷物と、ザックの中身を交換。
要らないものはザックから出し、出来る限り軽くする。
次に、持っていた「スーパーエアサロンパス」で左膝をアイシングする。
そうこうしていると、くぼうずさんも到着。第一声は「50km過ぎてから調子良いんだよね~」と。
超々調子良さげである。
ちょっと話した後、うだうだしてても進まないので、くぼうずさんと別れ、代官先生と先に進む。
この時点で、タイムは10時間弱。目標通りのタイムで来ている。
が、足裏と左膝の痛み増幅中のため、先行きが不安であった。