おじさんの悪あが記

日々の自転車ライフ・育児のことなどなど

第20回 全日本シクロクロス選手権

結果
クラス エリート
順位 21位 / 54人 -4Lap

今日は自分がレース、ゼンメー店長はサポート全般。
強力なサポート、バイクのメンテナンスをプロにやってもらえるなんて、とても心強い。
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スペアバイクまで完璧に、さらにはシューズのメンテ?までしていただき、感謝感謝!
もちろんピットにも入ってもらえる。
応えるためにも頑張らねば!

ゼッケン#36、召集36番目、5列目。
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今回は緊張なし、むしろこのコンディションにワクワク。

ー1周目ー
スタート成功、若干前に詰まるが番手アップ。
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最初の難所、芝泥のキャンバー区間、担ぎラン。
K選手に手でラインを塞がれイラっとする。この人、毎度思うがdirtyだよ。

ここから結構な比率で担ぎラン。
第1P後の忍者返し~ウォッシュボードまで。
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ウォッシュボード後~ダウンヒルまで。
トンネル後の忍者返し~テーブルトップ上部まで。
おかげ様で、泥詰まりストップすることなく、ガンガン番手を上げた。
泥詰まりでストップ→泥掻き分けてる選手続出だった。

第2Pもバイク交換せず通過。
基本的に第1Pで交換と、ゼンメー店長と申し合わせてある。(一応待機はしてもらう)
コントロールライン通過した時に、「1?位!」と聞こえたような?マジっすか?

ー2周目ー
何だか順調である。
徹底した「担ぎラン」が功を奏し、スタックによるロスは最小限。
しかし、さすがに1周+αバイク交換してないため、後輪の回りは重くなっている。
第1Pまで粘り、ピットイン。
バイク交換して、乗らずにそのまま担ぎランで忍者返しへ。
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ウォッシュボード後の区間、1周目同様に担ぎランで行く間、乗車する数人に抜かれる。
が、乗車して行った選手は、大体、その先の上り返しで車輪ロックでロスっている。
その隙に、自分はすんなりダウンヒルに入って行く。

後半のコース上段区間は乗車率が高い。
となると、脚力のある強豪選手にズバズバ抜かれる。まあ、しょーがない。
若干順位は下げているも、自分レベルでは予想を上回る順位を走っている。
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下りで若干溜まった泥を飛ばし、第2Pも通過し先を急ぐ。
後方には、ロードJPTを走るサトウ選手が迫り、舗装路上りであっさり抜かれる。

ー3周目ー
トップは8分台で周回、足切りタイムは6分??秒とアナウンス。
自分は何分で走っているかわからない(一応ガーミン付けてるが見る余裕ナシ)。
「まだまだ行けるでしょ!」と前向きに考えつつ、踏める所はガシガシ踏んで行く。

第1Pで2回目のバイク交換のためピットロードへ進入。
が、入口付近が相当荒れており、ここでスタック。
担いでピットロードを走り、バイク交換。そのまま担ぎでピットアウト。
後方に、矢野さん(野辺山オルガナイザー)・根本くん(幕張オルガナイザー)・馬場さん(チャリ杜)が連なる。

忍者返し担ぎに入るラインをミスり、3選手に抜かれてしまう。
馬場さん、クライマー系だけあって、担ぎランも軽快じゃないですか!
3選手を追うが、2つ目の忍者返し後、足を滑らせ、担ぎならが転倒。
後半コース上段区間で、馬場さんを抜き返すが、舗装下りで再び抜かれる。
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第2P、馬場さん先行、ピットロードへ。自分は入らず、ここで三度抜き返す。
下りを先行して入り、前を行く矢野さん・根本くんを追走!と思った矢先、突然の足切り・・・

呆気ない幕切れ。たったの3周で降ろされてしまった。
想像以上にトップとのラップタイム差があったようだ。


21位、順位的に見れば、上々々々出来。
しかし、たったの3周(-4Lap)、30分ちょっとしか走れず、何とも複雑・微妙な心境。
3周段階で21位だっただけで、その先、ガクンと落としてるかも知れんし。
なので、素直に喜べない結果である。
せめてあと1周、7周回の過半数は走りたかったなぁ~(涙)

トップ独走の竹ノ内選手、想像以上に速く、レベル差が数十段(数百段か?)も違う。
本場ベルギーを拠点に、Worldcup・Bpost・Superprestageを走ってるだけあります。
この超難関SUGOのコースも、彼にとっては「当たり前」だったのではないでしょうか?

完走たったの7人。
そりゃ、自分レベルじゃ3周で終わっちゃうよな。
しかし、たった3周の中でも、自分なりには「作戦勝ち」だと思っている。

SUGOの超絶な泥に、多くの選手がヤラレたんではないでしょうか?
泥詰まりによる車輪ロック、メカトラ、担ぎラン・・・

東北クロス開催2年目から、SUGOのコースを使うようになった。
最初は、国際MXコースではなく、ショートMXコースだった。
一昨年から国際MXコースで開催している。
ショートMXコースも、土質は一緒で、濡れれば同じように粘土になる。
(おそらく、エリート選手の中で最もSUGOの泥を経験しているのは自分だと思う。)

そんなコースを何度も走り、SUGOの土・泥にはかなりの免疫が出来ていた。
泥詰まりで走れなくなったり、リアメカを壊したり・・・色々な経験がある。
その経験上、自分レベルのスキルだったら、「乗らぬが勝ち」なコースだ。
よって作戦は、泥が纏わり付く区間は、「乗らない」「押さない」。
担いで走りまくる・・・とした。

担いで走りまくるため、以下の事をした。
・バイクは極力軽量にするため、手持ちの一番軽いホイールを選択。
・走るために、足底が負けないようカーボンソールの硬い物を選択し、
・これでもかってくらいキツく締め上げる。
・忍者返しを上るために、SIDIの殺人的はスパイクピンを装着。
・担いでる最中に、Fタイヤとフォーク間の泥を落としながら担ぐ。

その結果、泥詰まりによる走行不能はなく、メカトラも一切なし。
バイク交換も1回/周で問題なく、1回も止まることなく走れ、21位と言う結果がついてきた。
だからこそ、もうちょっと走りたかったと言うのもあるんだが・・・

とりあえず、21位と言う順位は順位として喜ぶとして、これに奢らず後半戦も頑張るだけですね。
まずは、まだクリアしていないC1残留基準をクリアしなければ!

レースサポート・ピットをやって頂いたゼンメー店長様、とても感謝です。
おかげでトラブルなくスムーズに走れました。ありがとうございました。
シクロクロスはチームスポーツ」です。
ちなみに戦場はこんな様子。
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コース各所での応援、写真を撮って下さった方々、ありがとうございました。

まだまだ不甲斐ない自分ですが、もっと精進して頑張って行こうと思います。