おじさんの悪あが記

日々の自転車ライフ・育児のことなどなど

2008 XTERRA CHAMPIONSHIP 丸沼

チャンピオンシップ編

【結果】
3時間10分くらい 総合11位/年代4位
今回は30-34歳じゃなく30歳代で表彰台を逃す・・・残念。
ジャパンはホント、表彰台に縁が無い・・・

【Swim】
去年のウェットのキツさを教訓に、今回はあらかじめジッパーはちょっと下ろして臨む。
泳ぎ出し、呼吸が出来るか確認する。大丈夫そうだ。
が、最初のブイに向かう間に腕が上がらなくなる。
腕が酸欠?のご様子。呼吸はボチボチ出来てるのに?

腕が水に負けてます・・・前に進むより沈んで行く・・・誰かが足引っ張ってる・・・
マジでヤバくて、溺れる前にブイにつかまりました。何か問題でも?

こんな調子で2個目のブイでスイム生徒のゆーこ嬢に抜かれる。
「こんな所で何してんの?」と。
「溺れてんだよっ!」と言いたかったが、余裕まるでナシ。
ゆーこ嬢、涼しい顔して泳いでた。さすがワイルド系OL。ポテンシャルはそこらのOLとは違うな。

この時の頭をよぎった事。「マジでヤバイ・・・カットオフ?溺れそうなんですけど・・・」
と思いつつ、必死で平泳ぎメインで陸を目指す。クロール?何か問題でも?
何とか陸に到着、腕をブルブルして酸素を送る。ウェットのジッパーもさらに下ろす。
おまけに少しばかり休憩。レースですが何か問題でも?

2周目は休憩した甲斐あってか1周目よりは泳げる。が苦しいのは変わらん。
頭の中で「ウェット新調しときゃ良かったなぁ~」と思う。
4年前に作ったウェットじゃ体型も変わってるし、キツくもなるわな。(太ったわけじゃないけど)
とりあえずクロール7割平泳ぎ3割くらいでズブズブ後退しつつも泳ぐ。

2周目もようやく終わり、生きた心地がした。地獄から何とか生還。
トランジッションに向かう足取りは、もうヘロヘロ。千鳥足ってヤツですかね?
走りながらウェットを下ろす気力もなく到着。

【トランジッション】
当然のごとく、立ったまま着替え等をこなすつもりが、頭クラクラで立ってられない。
ここは諦めて、座ってこなすことに。
足洗って、拭いて、ソックス・シューズ履いての順に、座りながらも順調に事は進む。
最後に補給を背中に入れてバイクパートへと移行。
頭クラクラのわりに、スムーズに出来たな。

【Bike】
スイムの失態を取り戻すべく超ハイペースで。取り戻さないとマズイでしょ?

コースは連日の雨で超マッドコンディション。得意分野っす!これぞエクステラ
例年よりもスイム順が大幅に後ろだったから、知り合いにたくさん遭遇。
「何してんの?なんでこんな位置走ってんの?」と何回言われただろうか?
そのたびに「スイムで溺れてましたぁ~ヘヘヘッ(笑)」と返答して先に行かせてもらった。
皆さん、快く道を譲ってくれます。ありがとうございます。

林道上りに入ってもジャンジャン抜く抜く。
半分はダンシングぅ~で走ったかな。去年はここでサボってた記憶がある。
スイムが超ヘタレだった反面、今回はバイクが超絶好調!
シングルトラック下りもほぼ全乗り、コケる気がまるでしない。
むしろ超ノリノリっす。北島康介風に言うと「超きもちぃ~!」。

シングルトラック途中、スイムの得意なトライアスロンJr強化選手のカタヤマくん(17歳)に追いつく。
ってことはだいぶ上位に来たか?と思うとさらにスピード&テンションアップ!
一声かけてさようなら。彼はMTBは苦手のようだな。

環湖荘手前に差し掛かった所で、「前にサ○ウくん居るよ!」(ボクの友達で前職の同期)と言う情報をもらう。
サトウはJエリートライダー、エリートに追いついたようだ!
沢渡りでサトウを目認。もうテンションは最高潮!自転車担いでジャバジャバ走る。

ここまで来るとギャラリーも多く、たくさんの応援を受け調子にノリまくり。ここでもダンシングぅ~!
差を詰めるも、サトウもボクの存在に気付いているらしく、なかなかしぶとい。さすがJエリートライダー。
結局捕らえ切れずにバイク終了。チェッ!!

サトウは抜けなかったが、何人抜いただらうか?わからんくらい抜いたな。
順位上昇率はすんげーはずだ。バイクタイムが楽しみっす。

【トランジッション】
自分のエリアを1列間違ってしまい、あたふたしてしまう。
すぐさま見つけて、バイクをランクにかけ、メットを脱ぎ、シューズを履き替える。
サトウに「ボトルとか持って行くの?」と聞かれ、「オレは持って行かん!!」と言って先を急ぐ。
このトランジッションで、サトウよりも先にスタートした。

【Run】
これまた超追い込みモードで。
今年はトレランのレースにたくさん参加し、走力はかなりアップしてるハズ。

とにかく猛然と走り出す。
湖畔のガレ場は、捻挫に注意を払うも結構ハイペースで走り、早々に1人パス。(デュアスロンの選手か?)
トレイルに入るとさらに本領発揮。だが、ここまで来ると、あまり人が居ない。
1周目は2人程抜いて終了。

2周目、ガレ場でバイクで抜いたカタヤマくん17歳に追いつかれる。
さすがはトライアスロンJrの強化選手。舗装路で爆走してきたようだ。
追いつかれるも、そう簡単には抜かせない。トレイルには先に入り先行する。
彼とは、サイパン、世界戦で何度が競っている。今回まででボクの2勝1敗と1歩リード。
彼は丸沼初めてとのこと、「バイクが超難しかったっすよ~。」と嘆いていた。
「コイツ、バイクが速くなったら危険だな・・・若いし・・・」と話しながら思う。

その後、舗装路ではカタヤマくんが先行、トレイルではボクが先行と、抜きつ抜かれつのバトルを繰り広げる。
超苦しかったが、なかなか楽しいバトルだった。
最後のトレイル上りで先行して入り、上りでアタック!!が、ついてくる。
しかし、下りに入りさらにアタック。下りは苦手のようで、一気に差を広げる。

トレイルを出た後、苦手の舗装路を爆走して逃げまくる。
しかし、「スタスタスタッ」と足音が・・・野郎、ホント速い・・・さすがトライアスリート&若者!!
結局追いつかれそのまま抜かれた。必死で追うも差は広がる一方。
彼に遅れること数秒でゴール・・・負けた・・・チェッ!!
カタヤマくんとの対決はこれで、2勝2敗のイーブンとなった。決戦は世界選手権だ
な。待ってろ若造!!

 

今回は最初のスイムにホントやられた・・・まさか溺れかけるとは思わんかった。
が、その分を取り戻そうと、バイク・ランでガッツリ追い込めたのは◎、チャラかな?
チャラだとしても、スイムは課題だ・・・と言うより、ウェットスーツだな。
マウイはウェット着る必要ないから良いとして、来年のジャパンでは2ヶ月前くらいにウェット新調してスイム練習しとこ。
年代1位狙うなら、スイムでコケてる場合じゃないからね。