おじさんの悪あが記

日々の自転車ライフ・育児のことなどなど

2008 XTERRA Makena Beach Trail Run

大会名:2008 XTERRA Makena Beach Trail Run - 10K
コース:Maui Makena Beach

XTERRAチャンピオンシップ前日に行われるトレラン10kmに参加。
去年のタイムは1時間4分、今年の目標は1時間切りで。

コースはチャンピオンシップのランコースとほぼ一緒。
マウイプリンスをスタートし、舗装路・ジープ道・砂浜・ビーチ岩場を走る、超タフ系コース。
とにかく走り倒すコースです。


スタートは比較的前の方でスタート。
一緒に参加した、S田さんについて行く。
タイムを狙うため、苦手の舗装路をペース高で走り、延々上るジープ道へ入る。

S田さん、今年のハセツネを11時間半で走り切る健脚の持ち主。
ジープ道に入るや、早々おいて行かれる。さすがです。
と言うか、ペース高のため、ついて行けずに自分のペースに切り換える。

とは言いつつも、周囲よりも速いペースで上って行く。
延々続く上りで、心拍数は常に170オーバー。
早朝(8:00スタート)とは言え、日差しが強くて暑い。
各給水所でゲーターレードと水を貰い、水は頭からかぶる。
この上りで、数人に抜かれるが、負けじと何人かは抜きかえす。

ピークを越え、下りに入る。ここもジープ道。
シングルトラックではないが、得意の下りで、スピードを上げて行く。
ボクが見た感じ、外国人選手の方々は下りが苦手のようで、上りで抜かれた人をここで抜き返す。
外国人選手は「パワー>テクニック」ってとこ。

ジープ道を下り、ビーチ手前の砂防林に入る。
林の中とは言え、トレイルのように倒木・木の根・岩はあるが、路面はサラサラな砂で、何とも走り難い。

ここで前走者に近づき過ぎたせいか、ブレーキをかけた時に砂に足を取られ、よろめいた勢いで木に激突。
左足膝上を思いっきり擦りむいてしまった。結構な流血です。
軽い打撲もあり傷の痛みとは違う痛みがありスピードダウンしてしまう。
後方から来ていた日本人選手のS森さんに「大丈夫?」と言われながら抜かれてしまう。

モチベーションが下がりそうになるも、残りの距離とタイムを見ると、頑張れば1時間切りは行けそう。
痛みを堪えて、再びスピードを上げる。
林を抜けた所で、S森さんを抜き返し、地獄のビーチラン(1回目)へ入る。

ここは超サラサラのビーチのため、足を踏みしめるたびにシューズが沈む。
一気にスピードが落ちる。おまけに灼熱地獄。
なるべくロスにならないように、波打ち際の締まった砂浜を走り、次なる砂防林を目指す。

砂防林手前の給水所で外国人スタッフに「Good job!」と元気づけられ、タイムを意識して走る。
ここが最後の給水所であり、水とゲーターレードを貰い、砂防林のトレイルに入る。
先ほどの怪我もあり、打撲と擦り傷の痛みはあるが、目標の1時間切りを目指して追い込む。

砂防林を抜け、再び地獄のビーチラン(2回目)となる。
ここは一般の海水浴客も多く、皆が応援してくれる。ホント暖かい。
その応援に応えながら、足場の悪い砂浜を一歩一歩走って行く。
1回目のビーチランほどは長くなく、何とか耐え抜き、最後の岩場へと続く。

岩場はかなり鋭い岩で、おまけに砂まじりのために走りにくい。
木に激突した時と同じように砂に脚を取られそうになるが、岩にヒットしないよう走る。
岩場は結構起伏もあり、油断すると脚も攣ってしまいそうな感じ。

最後の岩場を越え、時計を確認すると、1時間は切れることを確信。
気持ち良く、なおかつカッコ良くゴールするため、最後はスパート気味でゴールへ向かう。
たくさんの観客とAZに出迎えられながら、ガッツポーズでフィニッシュ!

【結果】
タイム:0:58:07 前年比-0:06:14
総合:35位/202人
Age30-34:6位/24人

去年に比べ6分も短縮出来たのは、今シーズンたくさん走りこんだことの成果のようだ。
木に激突して怪我もあったが、何とかモチベーション維持して目標達成出来た。
何事も目標を持って挑むことは大事だと改めて認識したレースだった。

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レース後は恒例の「海ガメウォッチングオープンウォータースイム」へ。
海ガメちゃんを大量にゲット!
この日のためにAZが買った「ウォータープルーフデジカメ」で撮りまくり。
貴重な写真ゲットに大満足。
ただ、デジカメ持って泳ぐのは超ツライです。


海ガメウォッチング後は、バイクコース試走へ。
本日3種目目。これまた恒例となりつつある。
今回は大所帯で試走コースへ。
とにかく大勢で、確か10人くらいは居たような・・・日本選手団御一行と言ったところか。
色々レクチャーしながらの楽しい試走となった。

レース前日にガッツリ3種目。
でも、レース当日はそんなに疲れてなかったな。

そして、XTERRAチャンピオンシップへと続く。