おじさんの悪あが記

日々の自転車ライフ・育児のことなどなど

2016-2017 JCX第1戦 小貝川リバーサイドパーク(茨城CX#2)

日時: 2016.10.10(月)
場所: 茨城県 小貝川リバーサイドパーク
天気: 曇り
結果: C1 23位 / 75人(30%) TOP差 +05:32
使用機材:
メインバイ
・フレーム 2015 TREK BOONE 5
・コンポ SRAM Force(10s) F:40T/R:12-30T
・ホイール NOTUBES Stan's ZTR355(29er)
・タイヤ
 F:IRC SERAC CX / 1.6Bar
 R:IRC SERAC CX / 1.6Bar
2ndバイ
・フレーム 2016 TREK Crockett(AL)
・コンポ SRAM Force+Rival(10s) F:42T/R:12-30T
・ホイール NOTUBES Stan's ZTR IRONCROSS
・タイヤ
 F:challenge GRIFO 33 OPEN TU / 1.6Bar
 R:challenge GRIFO 33 OPEN TU / 1.6Bar

JCX開幕戦。
シクロクロスシーズン到来です。

前日MTBレース(石川県)より7時間かけて帰宅し、翌日レース。
早朝からレース準備をし、10時に会場入り。
遠方遠征疲れ、睡眠不足、すでにやり切った感が漂う。

午後の試走、4周回走る。
前日雨も水はけが良いおかげで、コンディションは良好。
若干マッドなコーナーや、重馬場直線区間があり、これらの攻略具合が展開に左右しそうだ。
コーナー各所や重馬場区間のライン選択を重点的に走り、レコードラインを見出す。
障害は2連シケインのみだが、まだ完治していない左膝痛持ちにとっては難がある。
ペダルを踏む分には問題ないも、「走る」動作では地面に足を着く度に膝に痛みが走る。
通常なんでもないシケインも、今のボクにとっては、かなり厳しい障害となる。
試走後、レースまでの時間もあまりないんで、試走でアップを兼ねた。

スペアバイクを大内さんに託し召集へ。
ゼッケン#22、昨年ランキングで結構前の方。
3列目、周囲は自分より速いと思われる選手ばかり。
スタート直後の1コーナーは右ヘアピンのため、左側に位置取った。



ペダルキャッチはすんなり、ダンシングせずとも加速について行ける。
1コーナー、大混乱なイン側を横目にアウトラインをトレースし、うまくこなす。
2コーナー、3コーナーも無難にこなし、問題のシケインへ。

シケイン、恐る恐る飛び越え、上りスロープで加速させて飛び乗るところで、だいぶ遅れる。
上りコーナーを経て、ここから一列棒状がしばらく続く。


テクニカルコーナーが連続する今コース、コーナーで抜くのは厳しい。
よって、ちょっとしたストレートや、後半の重馬場(泥)区間で抜きに出る。
2周回くらい走ったところで20位あたりのパックに落ち着く。
前のパックからは10秒ほど遅れ、走力が均衡するメンツでパックを形成する。

3周目くらいから、MTBでも同じエリートクラスを走るハッシー選手とやり合う。

コーナーリングでは自分に歩があるが、直線は断然ハッシー選手。
それに加え、左膝痛もあり、自分はシケインでも遅れてします。
5周目くらいから、矢野さんが落ちてきて、3人パックへ。

7周目、ハッシー選手の直線の強さに、ジリジリ遅れ始めてしまい、離されてしまう。
以降、矢野さんとのバトルが始まる。

C1に昇格し、これまで矢野さんには一度も勝ったことがない。
勝つどころか、自分よりも遥か前を走っている存在だった。
なので、ここは何としても勝ちたいと思い、必死に食い下がる。

足切りも頭をよぎり始めるが、目の前のライバルとの争いに集中する。
左膝をかばっているため、シケインはどーしても遅れてしまう。
どーやったら矢野さんに勝てるか?どこで勝負に出るか?を考える。

9周目、気付けば自分達以降の選手は足切りされていた。
レース時間も50分を越え、脹脛がピキピキ、今にも攣りそうになる。
矢野さんもキツイのか?様子を伺っているのか?前には出てこない。
基本先頭を牽く形で、ペースを落とさず走る。

10周目、レースも終盤、脹脛の悲鳴率も高くなり、気力だけで走っている感じ。
矢野さんは有名人のため、矢野さんを応援する声が非常に多い。
茨城CXで自分はホームのはずだが、アウェーを感じるくらい、矢野さんの応援が多い。
だからこそ、ここは何としても勝ちたいと思う。

11周目、最終周回に突入。
完走確定、正直、ここで軽くガッツポーズし、ラスト、矢野さんとの争いに集中する。
2コーナー目の泥コーナーで、矢野さんがイン側で先行してきた。

おそらく、自分のシケイン越えが遅いのを知り、先行して差をつけようとしていると思う。

案の定、ここで2秒ほど差が開くが、その後の直線やコーナーワークで捕捉する。

今度はこっちの番。
これまで、花畑横の重馬場(泥)区間で、矢野さんは若干失速気味だった。
なので、ここで勝負に出ようと前の周回で決め、この区間前にはビタヅキ位置に入る。
矢野さんは今まで通り、右側ラインで先行した。
そこから一気に左側にラインを取ってバイクを加速させて先行する。
プチクランクはノーブレーキで通過し、さらに直線路を加速させ左ヘアピンコーナーへ。
ここも失速しないよう抜け、さらに加速させる・・・
と、ヘアピン曲がった所で、矢野さんが大きく遅れたのが確認出来た。

残りの林間連続コーナーは丁寧にクリアし、残りの長~い直線をひた逃げる。
駐車場奥の折り返しで矢野さんとの差を確認し、勝ちを確信した。

トップから5分半遅れでゴールゲートを通過。
トップ同一周回完走+矢野さんとの争いに勝てた嬉しさから、思わずガッツポーズをしてしまった。

ゴール後、矢野さん応援の方々から、「ナイスバトル!」と称賛された。

迎えてくれた双子様達も、「チョッキンされなかった!」とお褒めの言葉をいただいた。

Lap1/2 12m20s
Lap3 06m10s
Lap4 06m06s
Lap5 06m10s
Lap6 06m13s
Lap7 06m15s
Lap8 06m12s
Lap9 06m20s
Lap10 06m16s
Lap11 06m13s

Total 1h08m15s

平均心拍数 177bpm(97%)
最大心拍数 183bpm(100%)

前日のMTBレース、遠征疲れもあったが、意外にもカラダの反応は良かった。
脚の疲労感もあまりなく、いい具合に踏めていた。
シケインで遅れてしまうのはわかっていた分、コーナーリングをいかに速く抜けるかを意識した。
終始、スリップダウンすることもなく、ミスと言うミスを犯さずに走り切れた。
終わってみれば、2周目くらいで定着した順位がそのまま最終順位だった。
2周終わった段階で、前を走る鬼形選手との差が15秒ほどあった。
最終的には彼から1分30秒ほど遅れてゴールしている。
とっても大きな差である・・・

課題としては、まずはこの差を埋めること。
スタートダッシュ後の位置取りや、直線の純粋な速さ。
これらをもっと強化していかないと。

次戦はJCX第2戦白樺湖(CXミーティング)。
今回以上に西側から多くの選手が参加しそうだ。
今回同様に、トップ同一周回を目標に頑張ろう!

応援・サポートなどなど、ありがとうございました。