おじさんの悪あが記

日々の自転車ライフ・育児のことなどなど

XTERRA JAPAN 2021 MARUNUMA

日時 2021.9.19(日)
場所 群馬県片品村 丸沼周辺
 Swim:丸沼
 Bike/Run:丸沼/大尻沼周辺トレイル
天気 晴れ 20~24℃
クラス Full Distance

結果 2位 / 108人 M45-49:1位 / 25人
RESULTリンク
http://www.xterrajapan.com/wp-content/uploads/XTERRA-JAPAN-2021-Marunuma-result.pdf



2年ぶりです。
今年も中止になってしまうかと思っていたが、主催者様、片品村の方々のおかげで開催された。
開催に向けて、ご尽力頂きありがとうございます。

今年のXTERRAは個人的に盛り沢山。
9/17(金) MTB&Run試走
9/18(土) XTERRAユニバーシティ講師
9/19(日) フルディスタンス参加
9/20(月) ライトディスタンス(カミさんサポート)
仕事のピークと被ってたが、木曜日までに気合いで終わらせ、何とか金曜日、月曜日、有休取れた。

土曜日は台風14号影響が懸念されたが、雨が降ったり止んだり程度で、風は強く吹かず、ユニバーシティには影響ナシ。
ユニバーシティは好評?のうちに終わり、その後、一緒に試走したい言っていたタナベくんと試走に行く。
マッドコンディションなコースの変化具合を確認したが、そこまでコンディションは悪化してないと言うのが個人的感想。
タイヤは変更せず、マッドタイヤは使わずに行くことにする。
試走後、一番の課題のスイムの試泳に行く。
スイム得意なコスギくん小技のレクチャーを受けたり。
とりあえず水温は低めだが、そこまでキツくはなかった。
これにて終了。
金曜日土曜日と詰め込み過ぎか?ちょっと疲れたな。


レース当日、台風一過、快晴!
マッドコンディションも加わり、最高のシチュエーションが揃った!
楽しく苦しい日の始まり!

■目標
45-49年代優勝(2連覇)。
出場するしないはともかく、世界選手権の出場権は獲得したい。
総合はまあ10位以内くらいで良いかと。
30代の頃のようにチャンピオン目指して気負いしたくなく、楽しくレースをする。

■レース準備


早くに目が覚め、朝風呂済ませ、朝飯前に準備を始める。
バイクのセッティングを終え、6:00オープンのトランジッションエリアへ場所取りへ向かう。
バイクを押す距離を最小限にするため、Bike Out/In付近の一番端を確保する。
今年はゼッケン順ではなくフリーであった。
・バイク:2017 TREX Top Fuel
・バイクタイヤ:BONTRAGER XR3 2.4 エア圧/1.7bar
・スペアチューブ無、DART TOOLとCO2ボンベのみ
・ランシューズ:adidas TERREX CONTI MOUNTAIN

補給系
・ジェル×3個、トップチューブに2個貼り、背中に1個
・水分、バイクボトル1(500ml)、トランジッションに1本(500ml)

8:30からブリーフィング参加。
スイムが500m×3周回(1500m)なことに驚く!
600m×2周(1200m)だと思っていた・・・
バイクもコース延長され、今年のコースは、2019よりハードになった。

■ウォーミングアップ
ランニングで20分ほど+スイム300mほど。
湖畔沿いの舗装路でジョグペースで走る。
マツバさんやカジくんと言った、強豪選手も走ってた。
その後、ウェットスーツ着用し、スイムでアップへ。

破けている右肘に強力粘着テープで補修したが、可動部につき意味ナシだった。
ので、20cmほどの開口部がある状態でのスイムとなる。
機能的な問題と言うより、みすぼらしさの方が問題だ(笑)
水温は17℃とのこと、湖底の泥が異様に冷たい。
まあ水温低めだが、泳ぐ分には影響なく、第1ブイ往復、まあ300mほど泳ぐ。
前日試泳やこの時はそんなに苦しむことはなかったのだが・・・

■レース
今年も一大イベントレースが始まった。
気負いはないも、やはり最初のスイムの入りは緊張するな。

・Swim

500m×3周とか、メンタル的にキツイな。
スタート!いつものように焦らず入水、入水後5mほど歩いてからリアルスタート。
ウェットスーツの右肘の破れとか関係なく、とにかく息苦しい。
意識はせずも、知らずとペースが速かったか?
1周目、あまりのキツさに平泳ぎ多用、完全に出遅れる。
特に第1ブイ過ぎが地獄の苦しさだった。

(あまりのキツさに2周目なかなか泳ぎだせない図)

2周目、苦しいことを我慢し、とにかく慣れることに意識をおく。
すると、苦しさも和らぎ始め、ようやく本来の泳ぎを取り戻すことが出来た。

(とは言え、呼吸を整えるために歩いてる図)

3周目、特に問題なく順調に泳ぐも、1周目の大失速から、完全に出遅れてしまった。
年代ライバルのハヤカワさんは7分前にあがったと言う・・・

0:33:27 / Swim順位 41位

・T1


ソックス履きに若干手間取るも、動画を見る限り、1分半ほどでBikeパートへ。
ここで順位を上げたと思う。

・Bike

序盤の湖畔シングルトラック、声掛けして無理なく抜かさせてもらい順位を上げる。
この区間でマツバさんを抜き、丸沼高原横のトレイルでフルヤさんを抜く。
ペンション村過ぎのフィードで5番手と言われる、前を走るのは、カジくん、タケヤさん、タナベくん、ハヤカワさんの4選手と思われる。
ロングダブルトラック上りに入り、2019はここでハヤカワさんに追いつくも、今回は追いつけず。
大尻沼2周目、ようやくハヤカワさんに追いつき4位浮上。
ダブトラ上りでは誰にも追いつけず、大尻沼へのシングルトラック下りを猛然と下り2周回終了。

ここで3番手と言われるが、ん?誰も抜いてないと思うが・・・とりあえず、先を急ぐ。
環湖荘エリアのトレイルに入り、なんとカジくんに追いつく。
抜き際に声かけると、ハンガーノックになったと・・・
手持ちのジェルをあげようと思ったが、こちらもギリギリ、あげられなかった。
上りを終え、一気に下り、トランジッション到着。
MTB仲間のタナベくんがトップ。
カミさん情報では、7分ほどの差があるとのことで、追いつくのは厳しいです。
ランは速くないので。

2:07:01 / Bike順位 1位、2位通過

・T2

シューズ履き替え、水分補給、30秒ほどで終えてラストRunパートへ。

・Run

2位でスタート、トップを行くタナベくんとは7分差、1分遅れで、カジくんがスタートしたとアナウンスが聞こえる。
湖岸、ジャングル上り、ロープセクション、ニガテの舗装路、沢登りに沢降りなどなど、相変わらずの難コースだ。

ラスト、新ルートの山区間、微妙に走れる斜度につきキツイが走る。
道なきジャングルランを経て1周目終了、先頭のタナベ君との差をナント1分縮めたとのこと。
この1ヶ月ほど、ブリックランを10回ほどやってきた効果か、自分でもイイ感じに走れてる気がする。
後ろはタケヤさんで7分遅れとのことで、カジくんはハンガーノックから立ち直れなかったようだ。
後方7分差、こりゃ2位以上確定じゃないか?とテンションは上がるが、脚は上がらなくなり始める。
2周目湖岸、それなりに快調に走り、見えないタナベくんを追う。
中盤のジャングル上り区間ハンガーノックの予兆があって慌ててジェルを補給。
大きな失速感はなく、最後の山区間を上り切り、後ろを見て2位確定を確認する。
最後にやらかさないよう丁寧にジャングル下りを経て、メイン会場到着。
後ろを気にしつつ、ゴールへ向かう。

ゴールゲート前では双子娘が出迎えてくれ、最後は一緒にゴールテープを切り、2位でフィニッシュ!

1:06:47 / Run順位 10位

ゴールタイム
3:47:15 / 総合 3位 / 45-49歳年代 1位 (世界選手権出場権獲得)

スイムで撃沈し、バイクでなかなか上位に追いつけなかった時は、終わった・・・と思った。
しかし、諦めずに追っかけた結果、バイクで2位浮上し、ランで逃げ切り2位フィニッシュ。
今年も上出来な結果に、自分たちが一番ビックリだった。
タナベくんに負けたのは想定内。
(ラン1周終わりで6分差、終わってみたら14分差は何故だ?)
ハヤカワさんに勝ったのも想定内。
カジくん、タケヤさんに勝ったのは想定外だった。
勝負の世界には、何が起こるか分からんから面白いな!
45歳ジジイ、もう少し進化出来そうな気もするんで、来年も頑張ってみようと思う。


双子姉のベストショット

家族4人でのショット

双子娘達のお出迎え

優勝タナベくん、永遠のライバル、ハヤカワさん

MTBレース始めた頃の旧友コスギくん

XTERRAの魅力に取り憑かれ15年。
この競技は本当に楽しいな!
特に丸沼は格別!このジャングル感がたまらんなっ!
そのうち世界選手権にもまた行きたい!