おじさんの悪あが記

日々の自転車ライフ・育児のことなどなど

2014 JCXマスターズ選手権(サポート)

ゼンメー選手のサポートレポート。

選手:OTR ゼンメー選手
カテゴリー:M30(マスターズ30歳代)

結果:1位 / 6人

全日本選手権初日、JCXマスターズ選手権です。

茨城車連の不手際により、本戦に参戦出来なくなってしまった、OTRゼンメー選手。
仕方なしに、マスターズ選手権カテゴリーM30に参戦することになった。
なので、この日はゼンメー選手のサポート要員であります。

早朝、ゼンメー選手と2人、SUGO(宮城県村田町)へ移動。
4時間弱で到着、到着後すぐに選手は試走へ。
その間に、スペアバイク、ピット用具、アップ用ローラーの準備をする。

試走後、選手は受付&アップ開始。
レース用のウエアにゼッケンを付け、メインバイクの最終メンテをする。
何かサポート要員らしくなってきたぞ。

カテゴリーM30、10:01スタート。
選手は召集、ピット要員はスペア機材持ってピットへ。
その後、スタート地点に戻り、選手の防寒着回収。

SUGOモトコースは、レイアウト上、ダブルピットが取れず、シングル×2箇所となる。
第1Pは平坦土路面、洗車場を挟み、第2Pは登坂区間。
ピット間移動だけでも、高低差10mくらい。なかなかハードです。

カテゴリーM30、レーススタート。

普段自分と同じC1を走るゼンメー選手、優勝確実です。
とは言え、このコンディション、何が起きるか分からない。
確実に優勝してもらうべく、ピット要員もかなり真剣です。

前に行われたM50レースは、凍結路面につき、泥が牙を出さず、乗車率高かった。
しかし、この時間帯になると、泥が牙をむき、各選手、早々にバイク交換をして行く。
うちの選手・・・交換せず。ちょっと心配・・・
ピット要員は、いつでも交換出来るよう、ピット2つをスペアバイクを担いで、行き来する。

2周目、第1Pをスルー!「マジで?まだ行くか?」
が、泥詰まりが急速に進み、2周目第2Pでピットイン合図を受ける。
緊張の1回目のバイク交換だったが、スムーズに交換完了、すぐさま戦場ならぬ洗浄へ。

泥バイクを担ぎ、洗車場へ。
オフィシャル洗車機3台あるも、2台がいきなり故障とのこと。
唯一生き残っている洗車機は使用中、順番待ち状態。
前者が洗車を終え、一気に泥を落とす。
とりあえず、ドライブライン、ブレーキ、タイヤの泥を落とす。

急いで3周目第1Pへ、直後、選手が戻ってくるのが見え、「バイク準備OK!」と叫ぶ。
さらにコンディションは悪化している様子、すかさずピットイン。
メインバイクに交換、とりあえず間に合ったが、ホッとする間もなく、再び洗車場へ。

運良く洗車機が空いていたから、少し入念に洗車。
余裕で第2Pで待機、他のチームのピットクルーの方と話す余裕アリ。

選手が戻ってくる。「バイク交換OK!」と合図を出す。
第2Pは登坂、担いで走れるよう高い位置でバイクを渡す。
とりあえず、ここまで順調。選手も独走状態。
f:id:trailman1976:20141216200529j:image

時間的(40分レース)に次が最終周回と思われる。
洗車場に向かう、洗車機待ち・・・しかも長い。
洗車を終えるが、時間喰ってしまい、選手がピット脇を通過して行くのが見えた。
間に合わず・・・何とかノントラブルで第2Pに戻ってくることを願う。

最後のピット作業、4周目第2Pへ移動。
カテゴリーM40、熾烈なトップ争いの後方に選手登場。
とりあえず、乗車しているからトラブルなしの様子にホッとした。
担ぎラン状態でバイクを渡し、送り出してピットクルーの仕事終了。

ゴール付近の様子は第2Pから見える。
無事にフィニッシュラインを通過し、独走優勝を決めた。

表彰式、チャンピオンジャージ獲得!
f:id:trailman1976:20141216200720j:image
カテゴリーM30表彰式(ゼンメー選手:中央)

本格的にピットクルーをやったのは初めて。
洗車3回、基本、毎周回各ピットには移動。
洗車場も泥沼化し、移動も足を取られたりと、大変だった。
とりあえず、メカトラ起こさず、M30チャンピオンを獲ってくれて良かった。

おめでとう!ゼンメー選手!