おじさんの悪あが記

日々の自転車ライフ・育児のことなどなど

2021 エクストリームシリーズ 奥多摩大会

大会主催の方々、コロナ禍の中、開催して頂きありがとうございました。

大会名:エクストリームシリーズ奥多摩大会
日時:2021.10.23(土)
場所:東京都西多摩郡奥多摩町
会場:奥多摩総合運動(Start/Finish)
クラス:ミックス3人組
メンバー:コンドウさん / コバヤシ / 自分
結果:
グロスタイム 6h43mほど
公式タイム 7h00mほど (おそらくCP10~14のどっか1ケ所間違えたっぽい)
順位 総合5位 / ミックスクラス3位

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5年ぶりのアドベンチャーレースです。
久々過ぎて、長丁場レースに耐えれるか心配だったり。
今回、当初はコンドウ/アライ夫妻と3人で出場予定だった。
しかし、アライさん(旦那の方)膝故障につき、助っ人を立てることとなった。
元チームメイトのコバヤシ(30歳)が釣れた。
MTBを処分しちゃったんで、STACHE号を貸して出場。

大会当日朝、3人合流。
コバヤシとコンドウ/アライ夫妻、初顔合わせ。
自分は、その他、懐かしの旧友達との再会。
代官先生、イチムラさん、ウメさん、ハラグチさん。

とりあえず、諸々準備する。
自分はPROCALIBERで出場、担ぎを考え最軽量バイクを用意。
補給食、水分、ファーストエイド、防寒具、ライトなどなど盛り沢山。
自分はバイクシューズを履きたいんで、リュックにトレランシューズを縛り付ける。

受付、荷物チェックを済ませ、チーム写真を撮る。
9:00、ブリーフィング開始、諸々説明。
ブリーフィーング後、地図と指示書をもらい、作戦会議。
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地図読み、昔はちょっと出来たが、すっかり忘れたで、地図読みはコンドウさん担当。
自分は、持ち前の方向感覚と地形読みをしつつ、2人の体力的なサポートを担当。
10:00、レーススタート、チームチャレンジから始まる。

チームチャレンジ、○×クイズ。
3問連続正解で即スタート、不正解ならスタートが遅れる。
我がチーム、見事に3問連続正解して、即スタートを決め、レーススタート。

① トレッキング (Start ⇒ CP6 ⇒ CP5 ⇒ CP7 ⇒ Start地点)
スタート地点付近の登計トレイル付近のCP5~7を取りに行く。
コンドウさんの指示の元、問題なくCP6・5・7と通過し、スタート地点に戻る。
最初から何気に脚を使わされ、一気にカラダが暑くなった。
0h39m / 3.0km / 259mUP / 364kcal

MTB (Start地点 ⇒ CP1)
MTBに乗り、東側エリアのCP1(白丸ダム駐車場)へ向かう。
自分が2人のペーサーとなり、R411を走りCP1到着。
この区間は単にリエゾンなので、普通に到着。
MTBはここに置かなければならず、この先はトレッキングになる。
0h12m / 4.5km / 20mUP / 94kcal

③ トレッキング (CP1 ⇒ CP3 ⇒ CP4(カヤック乗り場))
まずCP3へ向かうため、国道沿いを走って鳩ノ巣駅方面へ。
ここでロスト、違う橋を渡ってしまい行き過ぎ。
地図を良く見ると点線橋(吊り橋)に気付く。
コンドウさん、自分、老眼のため見えなかった・・・
CP3は川沿いの大岩の下で見つけ、CP4カヌー乗り場へ向かい到着。
鳩ノ巣トレイル沿いで逆からクボさんチームとすれ違った。
0h32m / 2.7km / 76mUP / 282kcal

④ Kayak CP4 自分/9m30s
カヤックステージ。
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多摩川上流方面にカヤックで行き、折返し地点に問題がある。
その答えを各自持ち帰り回答する。
順番は、コンドウさん⇒コバヤシ⇒自分。
コンドウさんスタートを送り出し、自分達は補給する。
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コンドウさん、順調に戻り、続いてコバヤシを送り出す。
簡単に漕ぎ方をレクチャーし、スタートするも不安。
なかなか戻って来なかったが、想定内で何とか戻って来てくれた。
続いて自分、カヤック乗るのは5年ぶりだけど、何気に自信アリ。
順調に往路をこなし、問題を確認。「7+9×4-5=?」
算数問題、答えは・・・落ち着いて計算し、「38」と出す。
復路、38、38、38・・・と唱えながら戻り到着。
コンドウさんに「答えは?」と聞かれ、「38っ!」と答えると「なんで~?28 でしょっ!」と言われる。
コンドウさんに、手のひらに式を書いて説明されると、「7+9×4-5×3=9×4=7+36-15=28」と見せられる。
ん?×3?どーやら、私、最後の×3を見落としていたようで・・・28が正解です・・・すいません。
コバヤシも何だか答えを間違ていたようで、2人してコンドウさんに怒られる・・・
0h37m / 1.7km×3周 / 0mUP / 244kcal

⑤ Trekking カヤック乗り場 ⇒ CP2 ⇒ CP1
ここで、CP2に行ってないことに気付く。
地図上には記されてないも、指示書には白丸ダム魚道と・・・
CP1にMTBを取りに行く必要あるんで、結果としてロスはなかった。
が、何気にCP2を見つけるのに苦戦し、手分けして探す中、自分は急な階段を2往復する羽目にあった。
コンドウさんが見つけ、MTB置き場で合流する。
0h11m / 1.2km / 49mUP / 121kcal

MTB CP1 ⇒ CP8(Start地点)
自分、トイレ行っている間に、2人には先行してもらう。
トイレ済まし、2人を追っかける中、とっても遅い3人組を抜く。
トップのチームは別として、結構みんなこんな感じだったりするのがアドベンチャーレース。
自分みたいな自転車競技者の方が珍しい人種なんだと、いつも思う。
2人に追いつき、そこからは全牽きし、CP8(Start地点)に戻る。
0h15m / 4.3km / 94mUP / 166kcal

MTB CP8(Start地点) ⇒ CP9
スタッフのチェックを受け、次のセクションの指示書を受け取る。
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後半戦のスタート、CP9までは結構長いヒルクライム
470mUP/4.5km、平均斜度10%弱のなかなかのヒルクライムです。
中盤過ぎまで10%以上の斜度が続き、コンドウさんが遅れるが、これは想定内。
しかし想定外なことに、コバヤシが脚を攣ってしまう。
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コンドウさんは自分ペースで先行してもらい、自分はコバヤシの面倒を見る。
が、座り込んでしまうほどの攣りっぷり。リスタートも乗れずに押して歩くと言う・・・マジか?ヤバくないか?
コバヤシの荷物を強制回収、とりあえず進める範囲で進んでもらう。
「乗って軽いギヤ回した方が負担少ないぞっ!」と、何気に頑固なコバヤシを何とか諭し乗ってもらう。
何とかCP9に到着、スタッフのチェックを受ける間にコバヤシには休んでもらう。
ここでラインオリエンテーリング用の地図を受け取る。
0h53m / 5.2km / 439mUP / 440kcal

⑧ Trekking CP9 ⇒ CP10/11/12/13/14/15/16 ⇒CP17(CP9)
ここからが今回のメインステージ。
登山道沿いに設置されたCP10・11を見つけた後、もらった地図にCPの位置を記す。
誤差2mm以上で20分ペナルティとなるため、2つ間違えると40分加算されてしまう。
なので、より正確な地図読みと地形読みが問われる。
さらにはCP12、ダミーCPが1or2用意され、これも地図に記されたCPを見極める必要がある。
これも間違えると、20分加算されるため、かなり慎重に行かねばならない。
これ以上に、コバヤシが心配だが、とりあえずスタートする。
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しかし、歩き出し早々、再び脚攣りの波に襲われまくり、座り込んでしまう・・・こりゃマジでヤバイぞ。
攣ってしまった脚はどーしてやることの出来ないので、水分沢山摂っとけとアドバイスすると、「もう無いです・・・」と。
何っ!マジか!「何でもっと早く言わないんだよ~」と言いつつ、自分の水分をほぼ(3/4は移したかな)コバヤシボトルに移す。
歩いては止まり、歩いては座り込みを繰り返し、手持ちの芍薬を飲むも変化ナシ、マグネシウムジェルを飲ますも変化ナシ。
すると、クボさんチームが追いついてきた。
抜かれ際、クボさんに芍薬を貰い、回復を待ちつつ進む。
本来なら走れそうな斜度のトレイル上りもテクテク歩き、地図記載のないCP10到着。
地図読みはコンドウさん、地形読みは自分がやり、ここだと言うところにマーキングし、リスタート。
コバヤシの脚攣りもひとまず治まりピーク点(標高1200m)に到着、ここからは基本下りが始まる。
しばらく下ると、同じく地図記載なしのCP11に到着するが、特徴のない場所であり、地図読みに苦戦する。
コンドウさんと自分の意見が分かれるが、今回は地図読みのコンドウさんを全面支持と決めていたんで、コンドウさんの思う場所にマーキングする。
登山道道なりに進み、CP12付近到着、複数チームが右往左往している。
CP12はダミーが2箇所ほどある中から、本物を見つけるCP。
先行するクボさんチームに遭遇も、CP12を見定めたようで、次のCPに向かった。
CP12があるであろう尾根に差し掛かり、疲労困憊なコバヤシはここで待機休憩させる。
地図では80mダウンとのことで、高度計を見ながら下り始める。
50m下ったところにCP発見、しかしこれではなさそうなんで、さらに80mあたりまで下るとCPを発見。
標高的、方角的にも一致しているので迷わずここが本物CP12と判断し、急斜面を登り返し、コバヤシ待機点に戻る。
次なるCP13、標高的に800m付近、300m/2kmほど下る。
コバヤシをとりあえず走れているんでひと安心、淡々と下りCP13付近に到着。
CP13があるであろう急勾配尾根を見つけ、2人は待機で自分1人でCP捜索に向かう。
30mほど直登し発見、パスポートに記入などして急いで戻ると、2人はすでにCP14に向かってしまったようだ・・・マジっすか!
こっちであろう登山道を爆走して追いつきホッ!コンドウさん先行で次なるCP14がある神社へ向かう。
神社っぽい小屋でCP14発見するも、コンドウさん気付かず先行、大声で呼び戻して何とか。
来た道を戻り、MTBを置いてあるCP17(CP9と同じ場所)を目指しつつ、地図記載のないCP15・16を探す。
CP15、登山道沿いで発見、ここはコンドウさんと一致してマーキング。
MTBで上ってきた車道に出て、4カーブこなした所にCP16発見。
ここは車道沿いなんで簡単にマーキングし、500mくらい走りCP17到着。
とりあえず、明るいうちに難関トレッキングを終えられた。
コバヤシの脚攣り、一時はどーなるかと思ったが、何とかなった。
2h35m / 8.4km / 669mUP / 973kcal

MTB CP17 ⇒ CP18 ⇒ CP19
次なるセクションの指示書を受け取る。
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少し休憩、各自補給しリスタート。
あとはMTBで下るだけ、舗装路途中からトレイルに入る。
地図的には分岐を左に行き、沢にCP18はあるとのことだが、地図には無い枝道が沢山あり困惑する。
ここに来て、地図で方向確認するかと思いきや、「タイヤ痕があるからこっち!」と結構適当。
まあ自分的にも間違ってなさそうだと思い、反論せずに突き進む。
尖った石、倒木、痩せ道、それに薄暗くなり、何気に難易度高いトレイルだが、MTBerとしてた楽しい。
頼りないヤバめの丸太橋とか、スリリングなトレイルにスイッチONで先行。
CP18到着、スタッフのチェックを受ける。
ラスト、CP19を目指す前に、この沢を越える。
なかなかの斜度に加え、足場がかなり緩く、足が滑り落ちて行く感じ。
自分先行で沢に降り、反対側にはバイクを担いで上り、バイクを置いてコンドウさんサポートに戻る。
2人共担ぎ上げ苦戦中、なので、両名のバイクも自分が担ぎ上げて、難所をクリアした。
その後、自分的には楽しいトレイルが続き、一旦車道に出て再びトレイルへ入る。
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CP19到着、これで全てのCPを通過、あとは戻るだけ。
最初に上った舗装路を下り、町に出て、ラスト公園前の激坂を上る。
ゴール直前で2人を待ち、3人揃ってフィニッシュ。
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少し前にクボさんチームフィニッシュ。
0h39m / 4.5km / 68mUP / 101kcal

Total 6h33m / 37km / 1674mUP / 2785kcal

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順位的にはどーでも良く、何より完全完走出来たことが嬉しい。
地図読み(コンパスとか)はすっかり忘れちゃったが、地形読み、方向感覚はまだまだイケてる感じだった。
体力面、方向感覚、コンドウさんから大絶賛され、とても嬉しい!
コバヤシの諸々全般の低下っぷりには驚いたが、とりあえず最後までもってくれて良かった。
ゴール後、自分的にはまだまだ行けるくらいの余裕があった。
まあ自転車競技メインにはなっているも、昔培った10時間/日くらいの行動体力はまだありそうだ。

久々に出て思ったけど、やっぱこっちの世界も楽しいな!
自転車競技も楽しい、XTERRAも楽しい、アドベンチャーも楽しい。
どれも楽しくやるためにも、体力だけは落ちないように日々鍛えとかないとな。